職場の人間関係に疲れたら

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仕事をしていると悩みとして挙げられることが多い職場の人間関係
みなさんは、どのように対処していますか。

  1. 職場の人間関係には無理をして関わらない
  2. 人間関係で損をしないこと
  3. 趣味などで悩みを小さいものに変える
  4. 自分を守ろう

1.職場の人間関係には無理をして関わらない

職場の嫌な先輩、上司のことをなるべく避けて毎日をやり過ごしていましたが、
なぜ、私はその人たちを嫌だと感じてしまうのか。
と、冷静に考えてみたことがあります。

しかし

職場の人間関係について悩むことが時間の無駄なのです。

全員に嫌だと思われている人も、自分にだけ嫌がらせをしてくる人も
何か理由があるのです。

私に否があり、それを正してくれる、または注意してくれるのであれば理解できますが
何も言われなければこちらも理解できませんし、
私なんかはプラス思考なので

相手は私の何かに対してひがんでいるのだ。

と、解釈します。

自分にプラスに考えることは必要です。

理由はすぐにはわかりませんが、
精神的に追い詰められプライベートの時間まで考えてしまうことは
少なくなると思います。

職場の人間関係については解決することは難しいのです。

仲良くしていれば仕事の効率が上がる訳ではありません。

仲良くしていれば売上、利益が上がる訳でもありません。

職場の人に好かれようとして頑張らなくてもいいのです。

自分は自分。

他人は他人。

人それぞれ。

職場の人とは人間関係を築かなくてもいいのです。

2.人間関係で損をしないこと

人間関係が原因で今の仕事を諦めてしまうことは良い方法ではありません。

それは、あなた自身が一番理解していることであると思いますが、
人間関係に押しつぶされてしまう人は少なくありません。

私が勤務していた会社で実際にあった話です。

上司の厳しい指導が原因で急に職場に来ることができなくなり
そのまま退職した新人がいました。

その上司は仕事にはとても厳しい人でしたが、私たちに対しても新人に対しても
決して意地悪ではなく厳しく丁寧に指導をしていました。

新人はその厳しさに耐えることができなくなり
「叱られた」「意地悪された」と言い、退職したそうです。

今、このように急に職場に来なくなりそのまま退職する若手は少なくありません。

それから10年後、近くのスーパーマーケットで
その時の新人だった彼女に、ばったり出会いました。


「久しぶりだね、元気だった?」

彼女
「あ・・・お久しぶりです。あの時は急に辞めてしまってご迷惑おかけしました。」


「大丈夫だよ。私も力になれなくて・・・。」

彼女
「あの時の上司はまだ会社にいるのですか?一緒に仕事する職場の人が可哀そう。今、考えても腹が立ちます。私、あれがトラウマになって、次、就職した会社でも先輩が厳しくて1週間で辞めたんですよ。その後もトラウマのせいで仕事が続かないのです。」

相変わらず周囲のことを考えない社会人でいるのだなあ。
と、呆れてしまいました。

自分がなぜいつも注意ばかりされているのか、
仕事を継続させたいのであれば
考えればいいのです。
10年もの間、一度も考えたことがなかったのでしょうか。

人間関係を原因に退職を繰り返す人は克服できない限り同じことを繰り返します。

今回は若手を例に挙げましたが、
私の家の近所の人は、還暦を目の前にした年齢になっても
まだ克服できずに、気付かずに、職場を転々としています。

仕事を辞めると毎回のようにその職場の悪い所ばかり話します。

聞いていると、やはり人間関係です。

今まで優しかった職場の人の態度が先週に比べて冷たくなった。

それが理由でした。

人によっては事の重大さが違うのかもしれませんが

好きな仕事にやっと就くことができた。と、喜んでいたのに
勿体ないと思いました。

年齢は関係ないのです。

私は最近、15年間勤務してきた会社を退職しました。
毎日の残業が何年も続き心身ともに疲れ、
子どものために時間を作ることもできなくなったことが理由です。

その15年間にはもちろん人間関係のことで揉めたこともあります。
一度や二度ではありません。

その時は、翌日は会社に行くことが嫌でたまりませんでした。

しかし、人間関係を理由に退職することは
相手のことを認めることになってしまう気がしたのです。

その度に誰かに相談して、解決しなければ直接、部署や支店の長に相談しました。
それでも解決しない時は本部の人事担当部署に連絡しました。

自分をどうにかして守りたかったのです。

間に上司を入れて話し合いで解決したこともあります。

人事担当に直接、連絡をして相談したこともあります。

解決できるかどうかよりも、
誰かに自分のSOSを伝えることはとても大事なことです。

体にも心にも悪影響がでる前に早めに相談するという行動に移しましょう。

あなたの能力が人間関係によって破壊されることは、勿体ないことです。

3.趣味などで悩みを小さいものに変える

私のストレス解消法は読書です。

読書旅行をすることによって悩みは小さくなります。

私が勝手に「読書旅行」と呼んでいますが
読書好きの人には理解してもらえるかと思っています。(これも私が勝手に思っています。)

読書旅行で作者が作った世界へ旅に出ます。
一旦、帰ってきて、もう一度行きたくなったらいつでも、今すぐにでも、旅を再開できます。

読書を好きになったのは、小学校高学年の時、
祖父が持っていた文庫本を読み、生まれて初めて読書によって恐怖、悲しみ、辛さを感じました。

祖父は、たくさん小説を持っていて、
推理小説をはじめ、家ではいつでも読書をしていました。

祖父の本にはいつも煙草の匂いが染みついていて、
旅館業を営む家族が忙しく、一人でも読書をすると寂しい気持ちを感じませんでした。

小学校高学年の時は、
女子の人間関係が面倒になり、学校生活がストレスでした。

学校から帰って来ても家で考えることはそのことばかりでした。

しかし、帰宅後に読書をすることが日課になった時にあることに気付いたのです。

読書をした時は気持ちが軽くなっている。

読書旅行で違う世界に行くことができ、
現実に戻ると、学校であった嫌なことはとても小さく感じられたのです。

中学生、高校生の頃は部活動に熱中していたため、
時間がなく、読書からは離れていました。

それでも、熱中するものがあったため、
学校内の友達関係のことは少しも考えたことがありませんでした。

同じクラスの○○さんと△△さんが揉めている。

など、色々とあったらしいのですが私はいつも知らない状態でした。

興味もありませんでしたし、
高校生の時は周りがほとんど部活動や資格取得に熱中していたので
「いじめ」もなく、
有意義な高校生活を送っていたことを覚えています。

私は高校卒業後に社会人になり、
田舎から東京の大都会に移り、仕事も慣れずに毎日気を使い疲れていました。

しかし、学生の頃に比べると時間があったので図書館へきました。

久しぶりに図書館に立ち寄ると、
話題になっていたミステリー小説や、小学生の時に読んだ祖父に借りた小説などがあり、
また読書旅行がしたくなり、楽しい気持ちになり、何冊か本を借りて帰りました。

その時から25年間、ずっと読書をしています。

本は自由です。

人によって捉え方も違うため、とても面白いです。

途中で読書を中断して続きはまた明日。

という時は一旦、読書旅行から帰ってきます。

気分はとても爽やかになっています。

今日、上司に言われた嫌味や、自分の仕事のミスで気持ちが沈んでいたのに

深く悩んだことも一時は全く忘れていたのです。

読書の後は良い方向に考えることができます。

今日の仕事のミスはもう起こってしまったことなのだから
クヨクヨしていたって始まらない。ミスの後処理に力を入れて勉強しよう。

理由もなく上司に嫌味を言われたけれど、そのことをプライベートで考えることはやめよう。
相手は何も考えていないはずだから。

仕事は仕事、気にしない。

読書旅行から帰ってくると、
今日の悩みが小さくなっていることが多いです。

仕事が終わったら仕事の気持ちは職場に置いて来ることが理想ですが、
私は中々できませんでした。

そのような時に読書旅行へ行き、気持ちをリフレッシュしていました。

4.自分を守ろう

誰とでも、どんな人とでも上手く人間関係を築くことは
自分が負担しなければいけないことが多すぎて
自分のためになりません。

仕事上のことで厳重に注意された時は
真摯に受け止めることが必要です。

あなたの全てで受け止める必要はないのです。

あなたの全てを否定したり、注意しているのではなく、
あなたの仕事のやり方について注意しているのです。

仕事自体が合わなければ転職をすることは悪いことではありませんが

仕事は好きなのに、
仕事に慣れてきてこれから頑張っていこうとしているのに
人間関係を理由に退職することは
あなたのためになりませんし、勿体ないです。

自分が我慢して今の状態を維持するのではなく、
自分の今の状態を理解してもらうために
行動に移して誰かに状況を相談しましょう。

意外に早く解決できることもあります。

自分の上司に言えないのであれば、他の部署の上司や先輩でもかまいません。

相談する相手がいない時は人事担当に直接相談してもいいです。

あなたの明日のために、将来のために、家族のために

今できることは、自分を守ることです。


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