秋田県男鹿市のアジサイ寺「雲昌寺」の絶景

旅行

お昼の番組『情報ライブミヤネ屋』のライブ中継で、
秋田県男鹿市の雲昌寺が映し出されていました。

そして、見たこともない絶景がテレビに映されたのです。

気持ち良さそうに、キレイな青色のアジサイが咲き並ぶ雲昌寺。
そうなのです!全て青色のアジサイなのです。

近くに海を臨むことができるため、アジサイと海のコラボ景色にも心を打たれました。

死ぬまでに行きたい!世界の絶景公式WEBサイト2017年第1位に選ばれた景色は1度見なければ!
と、思った翌日、さっそく私は秋田県男鹿市の雲昌寺へ車を走らせ向かいました。

なぜ、青一色のアジサイなのか

見事に同じ青色で咲き誇る雲昌寺のアジサイ

アジサイといえば、青、赤、紫などの色がありますが、この色は土に含まれている土壌のアルミニウムによって変化すると言われています。

因みに、私の自宅のアジサイは同じ株でも花の色が違います。

雲昌寺のアジサイは毎年のように、見事な青一色に咲き誇ります。

1株から始まり、今は1,500株以上にまでなったアジサイは副住職の古仲 宗雲さんが独自の育成方法により15年以上かけて育てたものです。

アジサイを1株からここまで増やすことも大変ですが、全てが青一色に咲くということは、土の管理も大変なことだと思います。

1つくらい、少しだけ紫色が入った青色もあるのかと思っていましたが、全くないのです。

薄い青色、濃い青色でもなく、一つ残らず、全てが全く同じ青色なのです。

そして、1株につく花数が多いのも特徴です。

そのアジサイは雲昌寺を守るようにして一生懸命に咲いています。

青色のアジサイの花言葉は「辛抱強い愛情」です。

まさに、副住職が1株から辛抱強く愛情を込めて育てた賜物です。

それを知った上で境内に入ると「感謝」の気持ちが不思議と湧いてきました。

雲昌寺について

【創建】 1610年代(慶長年間)

【本尊】 釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)

【住所】 〒010-0683 秋田県男鹿市北浦北浦字北浦57

雲昌寺駐車場から雲昌寺まで徒歩5分くらいです。
100台程度が入る広い砂利の駐車場です。

【交通】 昭和男鹿半島ICから車で45分 

     八竜ICから車で48分

     JR秋田駅から男鹿線にて男鹿駅まで約1時間
     男鹿駅から、なまはげシャトルや路線バス、タクシー等で約20~40分

高速道路をご利用の方はお得なドラ割をご利用下さい。(私の記事を参考にして下さい)

【2022年アジサイ観覧期間】 2022年6月11日(土)~2022年7月18日(月・祝)

【観覧時間と拝観料】 

 日中 9:00~17:00(最終入場16:30) 500円
 *6/25、6/26、7/2、7/3は800円

 夜間ライトアップ特別観覧 18:45~21:30(最終入場21:00)1,000円
 *6/24~6/26・7/1~7/3は1,300円

 雲昌寺のアジサイHPをご覧下さい。

雲昌寺駐車場からの道

駐車場から境内入口まで徒歩5分くらいですが、
その途中の道にも、キレイなアジサイが咲いてお出迎えしてくれています。

境内入口の近くに屋台があり、その中にアジサイのババヘラアイスがありましたよ。
ソーダ&ぶどう味でさっぱりして美味しい( *´艸`)

アジサイと一緒に撮ると映えます。
こういう所もさすが「国内ベスト絶景第1位」に選ばれた場所です。


雲昌寺境内のアジサイ

実際に撮ってきた写真です。携帯電話のカメラ機能で撮りました。
撮影は2022年7月8日(金)です。

入口から入場してすぐ、たくさんのアジサイに歓迎されます。

「ようこそ、いらっしゃいませ(^^)」と、言われているようです。

アジサイロードに従って進んで行き、一番初めに参拝しました。

この日はお天気も良く、気持ち良い光景ですが、雨の日の景色も素敵なのでしょう。

ニコニコ顔のかわいらしいお地蔵さんにも挨拶しました。

歓迎してもらっています(*^-^*)

「キレイなアジサイをゆっくり見て行って下さいな。」

と、言ってくれています。きっと・・・。

この景色が絶景でした。この場所に立つと何も言えなくなる・・・。
言葉が出なくなるほどに素晴らしい景色でした。
アジサイの絨毯・・・。

今、悩んでいることも「何とかなる!」と思わせてくれる、そんなパワーを感じます。
1年のうちで少しの期間だけ咲いて終わるアジサイ。
今を存分に楽しもうと、また、育ててくれた人に恩返しをするような力を感じる咲き方です。

今回、写真は携帯電話のカメラ機能で撮っているのですが、実際にはもっと素晴らしい景色です。

一眼レフカメラや動画で撮ったらどんなに美しいことか・・・。

遠くに海も入り、男鹿の夏の素晴らしい景色となります。

奥には「あじさいカフェ」があります。

コーヒーやジュースを購入できます。こちらのカウンターで購入後、近くのベンチに腰掛けてアジサイに囲まれながらゆっくり、癒しの時間を楽しむことができます。

大事に心を込めて育てられたアジサイは自信満々でお客様をもてなしています。
ありがたいです。

この素敵な時間をありがとう。

夜はライトアップ

夜のお寺に行くことが初めてでしたので、ライトアップするお寺とアジサイを想像できませんでした。

18時45分からライトアップが始まりますが、今の時期はまだ明るいため、
19時15分頃からライトアップが綺麗に映えます。

日中とは違う幻想的な景色です。

またアジサイが魅せるパフォーマンスに心を奪われます。

青色のアジサイがブルーのライトを浴びて静かに光ります。

アジサイロードもライトアップ。足元は明るくなっているため、歩き易いです。

携帯電話のカメラ機能を上手く使いこなせない私でも、こんなに美しいアジサイをお伝えすることができました。

でも、やっぱり!1度、雲昌寺に来て観て頂きたいです。

境内には竹林もあり、涼しい竹の景色が広がります。

寒冷地で竹林は珍しいです。

こちらもライトアップの雰囲気が良かったです。

時間が空いたら

アジサイの時期の雲昌寺は大変混み合います。

駐車場が満車の時や、
日中の観覧を終えてライトアップまで時間がある時は、

男鹿市で観光をしましょう。

男鹿水族館GAO
所々にベンチもあり、ゆっくり楽しむことができました。
雲昌寺の駐車場から車で20分程で行くことができます。

なまはげ館
男鹿市といえば「なまはげ」。
私もまだ行ったことがありませんが、
「男鹿市に行ってきた。」と、言ったら「なまはげ」を見てきたと思われるくらい有名ですね。
雲昌寺の駐車場から車で6分程で行くことができます。

道の駅 おが
男鹿市のお土産を買うことができます。
私が到着した時刻は17:30過ぎていたため、物産館に寄ることはできませんでしたが、
「東洋一の海岸線にある男鹿のレストラン」は18:30まで営業していたので、
ライトアップの時間までこちらで夕食をとりました。
店内がおしゃれなので高級なイメージがあったのですが、
安くて、とても美味でした。
男鹿の海の幸も頂けます。
雲昌寺の駐車場から車で18分程で行くことができます。

御守りと御朱印

本堂の隣に御守り・御朱印の受付があります。

こちらでは、御手洗いも利用することができます。

今回は、御守りを購入しましたが、アジサイ期間だけの特別な御朱印も頂けるようです。

詳しくは雲昌寺のアジサイHP

私が購入した雲昌寺のアジサイの花びらが入った素敵な御守り。

いつも、すぐに売り切れてしまうとのことでした。
私は、平日の日中に行っているので午後でも手に入れることができました。

こちらは、本物の花びらのため、色が変化していくそうです。
雲昌寺のアジサイのパワーを分けてもらえた気分になりました。

日頃から車の運転と健康に気を付けて、
また来年、愛情たっぷりで育てられたパワーがあり、そして可愛いアジサイに逢いに来ます。

雲昌寺のアジサイは思っていた以上に素敵でパワフルでした。
そして、こんなに気持ちが和らぎ、落ち込んでいた気分を解消できるとは・・・
全く思ってもいませんでした。

これで明日も楽しく迎えることができます。

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